第21回食とアートの会 楚里勇己 「お花見 」展“Flowers Viewing”(4月15日開催)
第21回目となるレストランアイでの食とアートの会では2011年以来、2度目となる楚里勇己の日本画展「お花見」(Flowers Viewing)を開催致します。
●展示内容:
約10点
展示期間:2014年3月19日~2014年4月15日(予定)
パーティ開催日:4月15日(火)
19:00 OPEN (受付開始)
19:30 Artist Talk:
楚里勇己 + 松嶋啓介
テーマ「居住空間と絵」
20:00~ DINNER
定員:80名
参加費:8,000円 飲食代(立食)&サービス料・税金込
会場/予約:レストラン・アイ
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-4-20パークコート1F
Tel. 03-5772-2091
info@plusartclub.com
主催:+ ART CLUB http://plusartclub.com/
Restaurant-I http://restaurant-i.jp/
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前回、楚里勇己がレストランアイで展示した時は、ちょうど3年前、東日本大震災の直後でした。自粛ムードの中、開催自体が危ぶまれる中、急きょチャリティ企画として開催しました。
その企画は村上隆氏のHidari Zingaroの”NIHONGA-ZERO展のプレイベントであり、その際に候補者から選ばせて頂いた4人の作家の1人が楚里勇己でした。
その当時から「花」(植物)という王道モチーフを日本の住環境に合うように描くというスタイルでキャリアをスタートさせて、3年経過した今もそれは貫き通されています。まだ20代という若さで潔いまでに迷いのないこのスタンスには驚かされます。この3年間で数えきれないほどの多くの展示に参加してきた楚里は、その表現をより洗練させつつ、同時に多様性を増しています。
その成果もあり、若手作家としては初の伊藤忠商事の2014年度の公式カレンダーとなり、青山の伊藤忠商事のギャラリーで個展を成功させるに至りました。
図らずも震災と同時にキャリアをスタートすることになった楚里勇己の日本画の「花」が、この3年間でまさに花開いたと言っても過言ではないでしょう。今後、この花はもっと咲いていくことでしょうが、一輪咲いたような、このタイミングで再び楚里勇己の日本画を展示させてもらえることをとても嬉しく光栄に思います。
2014年4月15日(火)には「食とアートの会」は展示最終日でクロージングパーティとなってしまいますが、レストランアイのフレンチとワインと共に、お花見にくるような気持ちで楽しんで頂けたらと思います。
予約|レストラン アイ
Tel. 03-5772-2091
info@plusartclub.com
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アーティスト:
楚里勇己 Yuki Sori (日本画家)
1985年 愛知県出身。2010年 東京芸術大学美術学部絵画科日本画卒業。2010年 臥龍桜日本画大賞展入選。前田青邨記念大賞展入選。震災後、石巻市赤十字病院でのチャリティなど、ワークショップを積極的に行う。現在、千葉流山市のアトリエで作家活動中。
〈主なグループ展〉
2010年 ARTS in Geidai x Romanian ARTS展 椿山荘(目白)
2011年 NIHONGA-ZERO レストランアイ(青山)、NIHONGA-ZERO関東 4/28~5/4Hidari Gingaro(中野)、流展 新宿柿傳ギャラリー、椿山荘(東京、目白)
2012年 ART NAGOYA 2012アートフェア(名古屋市) 、Who by art(西武渋谷店)、縁(西武渋谷)
2013年 ギャラリー羅針盤(京橋)、ARTS in Geidai x Romanian ARTS展 椿山荘(目白)、9colors(西武渋谷店、池袋本店)、Who by art(西武渋谷点、池袋本店)
〈主な個展〉
2011年 アン・レーブ(青山)
2012年 CAMARADA(中目黒)
2013年 オークウッド青山レジデンス(青山)、ギャラリーファンタジア (栃木 佐野市)
2014年 楚里勇己 日本画展 「イロノツラナリ」(伊藤忠青山アートスクエア)伊藤忠商事企業カレンダーに採用、jill`d`art(名古屋)
松嶋啓介 Keisuke Matsushima (レストランアイ/オーナーシェフ)
小学校の頃より料理人を夢見、20歳で渡仏。各地で修行を重ねた後、ニースに自店「Restaurant Kei’s Passion」をオープン。2006年、レストランガイドブック「ミシュラン’06年版」で日本人シェフとしては最年少で一つ星を獲得。同年、店名を「KEISUKE MATSUSHIMA」に改め、拡大オープン。以降2014年まで9年間連続星を維持。2009年6月に東京・神宮前に東京で取り組む地産地消をテーマにした「Restaurant-I」〈レストラン アイ〉オープンさせ、同店も2011年、2012年とミシュランにて一つ星を獲得。 フランス政府より日本人シェフとして初めて、さらに最年少で「フランス芸術文化勲章」を授与される。また、日本酒文化を世界に発信した功績を認められ、2010年10月、日本酒造組合中央会が認定する「第5回酒サムライ」の称号を叙任した。 著書に『松嶋啓介の家でもおいしいフレンチ』(講談社)、松嶋の評伝として『情熱のシェフ-南仏・松嶋啓介の挑戦』(神山典士著:講談社)がある。
http://www.restaurant-i.jp/