デザイン信藤三雄、純米大吟醸酒「笑酒来福」 発売!(豊島屋本店より)
+ ART CLUBでは、ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社と慶長元年(1596年)に創業された豊島屋本店株式会社との共同企画として、アートディレクター信藤三雄氏が全体デザインを手がけた東京発の純米大吟醸酒「笑酒来福」(しょうしゅらいふく)を、豊島屋本店株式会社より発売します。
「若い世代や海外のお客様にも日本酒の魅力を届け、日本酒の新しい選び方・楽しみ方を提案する新しい価値観をもったブランドをつくりたい」という思いから本プロジェクトは始動。
酒銘は、このお酒を起点として「笑」が生まれ、そして「福」が来たることに 願いを込め、笑う酒には福来たるということで、「笑酒来福」 (しょうしゅらいふく)と名付けました。
信藤三雄氏とは第16回食とアートの会「これは書ではない」で、レストランアイで展示させて頂いたことがご縁となり、その際に書かれた印象的な「笑」の文字を酒銘に使用させていただき、実際に酒蔵に行き様々な日本酒を信藤氏に試飲してもらいながら生まれたお酒です。
お酒は香り豊かな純米大吟醸で、比較的アルコール度数を 低く設定し、フルーティな香りで、軽やかな飲み心地となっています。
1000枚におよぶジャケットデザインを手がける音楽業界のカリスマアートディレクター信藤三雄氏によるデザインは、贈り物にもオススメ!笑いながら飲みたい、しあわせなお酒。笑う酒には福来たる。ぜひお試しください。
・容量: 500mL (専用カートン入) ・価格: 2500円(+税)(2014年1月末発売予定) ・主な指標: 原材料 米(国産)、米麹(国産米) アルコール分 13度以上14度未満 精米歩合 50% 日本酒度 +1
ご注文はコチラから!http://www.toshimaya.co.jp/
1/27までの新発売企画として、送料込3,000円(税込)でご購入いただけます。
(信藤さんのコメント)————————-
『思い返せば、僕のヴィジュアル・コンセプトのひとつは、ドメスティックな日本から、出来るだけ離れようとすることだった気がする。しかし、根底にある僕の美的センスは、非常に古典的で日本的で…更に言えば茶室的…利休から始まったであろう美意識に影響されて出来ている事に、いつ頃からか、気づいたのです。
そして、僕は僕流の、更に自分のルーツに正直で、かつコンテムポラリーで、オリジナルな作品(それが何かは解ってなかったけど)を創りたいと、おぼろげに考えるようになっていました。それが、徐々に”書”というスタイルで具現化され始め、そして2012年原宿Restaurant iで「これは書ではない!」というタイトルの個展を開くことが出来たのです。
そしてそしてそれがこの「笑酒来酒」というお酒のラベルデザインに辿り着いたわけなのですが、過去を振り返れば、僕にとっては「やっとここまできたか!」というなかなか感慨深い作品であり、ひとつの到達点でもあります。皆様に気にいって頂ければ幸いです。』
信藤三雄
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信藤 三雄 Mitsuo Shindo
アートディレクター、映像ディレクター、フォトグラファー、書道家、演出家、空間プロデューサー。
1986年、コンテムポラリー・プロダクション設立。松任谷由実、ピチカート・ファイヴ、Mr.Children、MISIA、宇多田ヒカルなど、これまで手掛けたレコード&CDジャケット数は1000枚にせまる。その活躍はグラフィックデザインにとどまらず、映画、MV、CM等の映像作品、及びステージ演出、店舗ディスプレイのディレクション等々多岐に渡る。
また、SOCIAL WORKとして2005年に、ほっとけない世界のまずしさ“ホワイトバンド”キャンペーン、プロジェクト・レッド(モトローラ)で、映像ディレクター、及びグラフィックデザイン等を務めたのを始め、2008年には「Child AFRICA」の立ち上げに協力、2010年に設立された「一般財団法人mudef」の理事を務めている。2010年、2011年と環境省の為の生物多様性キャンペーンポスターを手がける。
2011年、株式会社信藤三雄事務所設立。
近作に、「洋服の青山」TV-CF“坂本龍一篇”、「XSOL」TV-CF、厚生労働省Smart Life Projectポスター、
CDジャケットでは、筒美京平 「HITSTORY Ultimate Collection 1967-1997 2013Edition」、MISIA、ドレスコーズ、等々。
株式会社 豊島屋本店
http://www.toshimaya.co.jp/
慶長元年(1596)に鎌倉河岸(現在の千代田区内神田)で、酒屋兼 一杯飲み屋として、豊島屋十右衛門が創業。 酒蔵は東京西部の東村山市にあり、地下150メートルの井戸から汲み上げた 富士山の伏流水を仕込水として使用。 丁寧な酒造りを旨とし、全国新酒鑑評会で金賞受賞など、幾多の賞を 受賞し、東京の地酒として評価されています。清酒「金婚正宗」は明治神宮、神田明神、日枝神社の御神酒です。また豊島屋は白酒の元祖とも言われ、多くの小説、歌舞伎等に引用されており、 現在も江戸時代からの製法を守っています。最近の小説では、佐伯泰英著 『鎌倉河岸捕物控』(ハルキ文庫)の舞台が、江戸時代の豊島屋です。
ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社 http://jtcl.co.jp/
ジャパントラディショナルカルチャーラボは、日本文化の活性化・発展につながる事業を通じて、人々の生活を豊かにすることを目的とし、日本文化と様々な企業、団体、人、場所、モノとのコラボレーションを創造し、サービスを提供する企業です。日本文化・芸術に関する企画・コンサルティング事業、和の婚礼・和物に関する情報サイト「和∞結(wamusubi)」の運営、eラーニング事業を展開しています。『日本の価値ある文化を通じて、人々の生活をより豊かに』それがジャパントラディショナルカルチャーラボの使命です。